■■■ C++用 DLL ■■■




■ 開発/実行環境 (ダウンロード)

(以下の文章では、"C++用 DLL" のことを コードネームの「Beziex Pcc」という名称で説明させて頂く)


1. Microsoft Visua C++ 2010 SP1

Beziex Pcc は
  • Microsoft Visual C+ 2010 Express Edition - 日本語用
を用いてビルドを行なった。このツールは無料でダウンロード可能である。具体的には下記のような操作でインストールすればよい。

1) 開発環境が Windows 7 で且つ、まったく「ISO仮想ドライブソフト」が入っていない時は、何らかの仮想ドライブソフトをインストールしなければならない。
例えば「WinCDEmu」というソフトを使う場合は、下記URLの「Download」ボタンを押し、インストーラをダウンロードする。そしてインストールを行うこと。
2) 下記URL(直リンク)から "Visual Studio 2010 Express" の「オフライン(DVD)インストール版」をダウンロード。
3) 「VS2010ExpressJPN.iso」をダブルクリックして、マウントする。

4) 「setup.hta の実行」を行う。そして途中、「Visual C++ 2010 Express」を選択。

5) 「VS2010ExpressJPN.iso」のインストールを最後まで実行したら、下記URLで Service Pack 1 をダウンロードし、インストールする。
6) インストール完了。

なお Beziex Pcc は、Visual C++ 2010 だけを用意してもビルドできない。以下の3種類のライブラリを追加ダウンロードする必要がある。


2. wxWidgets 2.9.4

「wxWidgets 2.9.4」は以下のサイト
  • wxWidgets-2.9.4.zip
をクリックすることで、ダウンロード出来る (英文)。そしてその後は次の操作を行う。

1) まず適当な場所に任意名のフォルダを作る(ここでは「wxWidgets」というフォルダを作ったものとする)。
そして「wxWidgets」フォルダの中に「wxWidgets-2.9.4.zip」の中身をすべてコピーする。

2) 「Microsoftl Visual C++ 2010 Express」を起動し、
  • 「ファイル」→「開く」→「プロジェクト/ソリューション」で、
    wxWidgets\build\msw\wx_vc9.sln
を開く。すると「Visual Studio 変換ウィザード」が起動するので、変換を行う。

3) 「スタートアップ プロジェクト」が、
  • wxregex
であることを確認。さらに
  • ソリューション構成を「Debug」、ソリューションプラットフォームを「Win32」
にして、「ソリューションのリビルド」を行う。

4) Debug版のビルドに成功したら、続いて
  • ソリューション構成を「Release」
にして、「ソリューションのリビルド」を行う。なおビルドは必ず
  • 「Debug」→「Release」
の順に行うこと。そうしないとなぜか、「Release版のライブラリファイル」の一部が削除されてしまうからである。
そしてRelease版のビルドも成功したら、一旦「Visual C++ 2010」を終了する。

5) 下記のフォルダを作成する。
  • C:\Program Files\wxWidgets\wxWidgets-2.9.4
そしてビルドを行った「wxWidgets」フォルダ内の
  • 「include」フォルダ
    「lib」フォルダ
を「C:\Program Files\wxWidgets\wxWidgets-2.9.4」にコピーする。

なお、ここでは wxWidgets の環境を
  • C:\Program Files\wxWidgets\wxWidgets-2.9.4
に作ったが、もしそれ以外の場合は、「BxPccWxWithDx」のプロジェクトファイルの修正が必要である (詳細は「ビルド」の項で)。


3. DirectX SDK (June 2010)

「DirectX SDK」は以下のサイト からダウンロードすればよい (英文)。「DXSDK_Jun10.exe」というファイルが
  • 赤い「DOWNLOAD」ボタン
から取得出来るので、ここからダウンロードする。なおインストール先が
  • C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (June 2010)
以外の時は、「BxPccWxWithDx」のプロジェクトファイルの修正が必要である (詳細は「ビルド」の項で)。


4. Boost 1.55.0
「Boost 1.55.0」は以下のサイト
  • boost_1_55_0-msvc-10.0-32.exe
をクリックすることで、ダウンロード出来る (英文)。そしてその後は次の操作を行う。

1) 「boost_1_55_0-msvc-10.0-32.exe」を実行(インストール)する。ここでは、とりあえずデフォルトの
  • C:\local\boost_1_55_0
にインストールした場合について述べる。

2) 「C:\Program Files」内に「boost」というフォルダを作る。
そしてこの中に、「C:\local」の「boost_1_55_0」をフォルダごとコピーする。つまり
  • C:\Program Files\boost\boost_1_55_0
が出来る。なおコピー先がここ以外の時は、「BxPccWxWithDx」のプロジェクトファイルの修正が必要である (詳細は「ビルド」の項で)。



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